2008年04月08日

必読本 第648冊目 ユダヤ流金持ちラッパの吹き方―なぜ俺だけが儲かるのか

必読本 第648冊目

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ユダヤ流金持ちラッパの吹き方―なぜ俺だけが儲かるのか

藤田 田(著)

724円(税込み)

ベストセラーズ

新書: 220ページ

1985年7月5日 初版




●金儲けのプロが教える金の戦わせ方とは?

“ひとり勝ち企業”日本マクドナルド社長藤田田が

書いた頭とお金を元気にする本。

●最近、ハマッている藤田田さんの著作第4作目。

この本も、例によって、ブックオフ新書コーナーではよく見かける本である。

今までの本と同じく、

金儲けのヒント、商売のヒントをアトランダムに

書き連ねた本である。

●もともとは、「ザ・ベストマガジン」という

男性誌に連載されていたものだったらしい。

藤田さん曰く、『ユダヤの商法』(
必読本第629冊目参照)が

入門編だったとしたら、

本書は中級編とのことである。

たしかに、実践的な内容が多い。

●本書を読んでみて、今までの著書以上に驚かされるのは、

藤田さんの先見の明というか、未来予測の的確性である。

郵政民営化、大銀行の合併、

衛星放送の一般普及、デジタル放送による

視聴者とのインタラクティブな交流、

ローカロリー食品、ミネラルウォーターなど、今まで

見向きもされなかった健康食品、長寿向け食品が売れるなど、

1985年の時点で、これらのことが現実化すると

ピタリと予言されている。 

占い師でもここまでズバズバと予言することはできまい。

藤田さん恐るべしである。

●毎月10万円貯金を欠かさず30年間続け、

1億円を貯めたという話

(たしか、本田直之さんの近著にもこのエピソードの紹介があった)、

マクドナルド事業を日本にやろうと目論む沢山の起業家の中で、

藤田さんだけがレイ・クロックから見初められた話、

友人である稲盛和夫さんのセラミックの話など、

とにもかくにも面白いエピソード満載の本である。

●最後に、余談をひとつ。

裏カバーの藤田さんの顔写真を見て、

以前からつくづく思っていたことだが、

唇が分厚い人というのは、

人相学的に、金持ちの相なのではあるまいか?

名前は挙げないが、私の地元を

代表する食肉業者の創業社長も極めて

分厚い唇(特に下唇)の持ち主なのである。

人相学的に、耳たぶが大きいのは福耳と言って

金持ちになる相だと昔から言われているが、

唇が厚いのも金持ちになるような気がしてならない。


【マストポイント】

@人には60%で、自分には120%で当たれ。

結婚相手、会社の同僚、プライベートの友人も、

100%完璧な人を求めてはいけないし、

そんな人が現実に存在するわけがない。

他人には高望みをせず、何でも60%できれば良しとする。

ただし、自分の仕事に関しては、

120%の厳しさ、完璧主義をもって当たる。

自分に関しては、何事も手抜かりなく徹底的にやる。

中途半端では勝者にはなれない。

Aツキを呼び込む人間と付き合え。

藤田さんは、一度でも自分を裏切った人間とは、

金輪際交流を持たなかったという。

同年輩以下の若手とは酒を飲まず、

味方ばかりを集め、敵とか役に立たない人間とは絶対に

付き合わなかった。

商売だけではなく、ツキを呼びこむ人間関係も科学的に分析した。

B不景気、低成長は平和の代償。

大戦争が起これば、物資が消費されるから

景気が自然と良くなる。

「不景気だから儲からない」が口癖になっている人には、

「ならば景気が良くなるために、戦争が日本で起こった方が

いいですか?」と訊いてみよう。

平和の時代には、景気が悪いとボヤくのではなく、

これぐらいの低成長は当たり前なのだ、

自分だけが景気が悪いのではなく、

世の中全体が景気が悪い中で、どうやって儲けていくのかを

考えていくことが大事だ。

好景気だろうが、不景気だろうが、結局のところ、

儲かる人は儲かる、儲からない人は儲からない。

 

【著者略歴】

藤田 田
1926年大阪生まれ。旧制北野中学、旧制松江高校を経て、1951年東大法学部を卒業。在学中GHQの通訳を務めたことがきっかけで「藤田商店」を設立、学生起業家として輸入業をてがける(現会長)。71年世界最大のハンバーガー・チェーンである米国マクドナルド社と50:50の出資比率で「日本マクドナルド(株)」を設立。同年7月、銀座三越1階に第1号店をオープン、日本中にハンバーガー旋風をまき起こす。わずか10年余りで日本の外食産業での売上げ1位を達成し、以後、トップランナーとして走り続ける(現社長)。過去2回、マクドナルド・コーポレーションのアドバイザリー・ディレクターを務めるなど、マクドナルドの世界戦略にも参画。89年大店法規制緩和を旗印にアメリカの玩具小売業トイザらス社との合弁会社「日本トイザらス(株)」を設立し、全国展開中(現副会長)。また、世界一のネクタイ・スカーフ製造販売会社である英国タイラック社と提携し、全国店舗展開している。86年藍綬褒章受章。社団法人日本ハンバーグ・ハンバーガー協会初代会長。

posted by miura at 13:34| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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