2008年04月12日

必読本 第652冊目 神道 感謝のこころ

必読本 第652冊目

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神道 感謝のこころ

葉室 頼昭(著)

¥ 1,260 (税込)

春秋社

単行本: 192ページ

2000年8月31日 初版

 

●全てのものと一緒に生きる「共生」という考えによって、

豊かな自然観・人間観を育んできた日本人。

その原点に復って素晴らしい日本人の「こころ」に目覚めるエッセイ集。

じんわりとしみわたる54話を収録。

斎藤一人さんの近刊(必読本第328冊目参照)にて

推薦書として挙げられたこともあり、

一般の人にも広く知られるようになった、

形成外科医にして、春日大社宮司であられる

葉室頼昭さんの傑作エッセイ。

個人的には、一時、葉室さんに相当心酔し、

著書を見つければ手当たり次第に読んだものだが、

最近とんとご無沙汰だった。

運良く図書館で本書を見つけることができましたので、

本日午前中に一気に読んでみました。

●本書は短文のエッセイを54個集めた本で、

今までの葉室さんの本と比べて、

非常にやさしい語り口になっている。

一話あたり、3〜4ページとごくごく文章量は

少なくなっておりますので、

ちょっとした移動時間、休憩時間に読むのに実に最適。

1時間も要せず読破できます。

●内容的にも、やはり、

目からウロコというか、

ホレボレするようなお話が実に数多く掲載されております。

宗教や神さまの話、日本という国の特質や美点、病気の治し方、

人体や自然の仕組み、人類や宇宙の起源などなど、

子供でもわかるような平易な文体にもかかわらず、

話されている内容は実に奥深く、ハイレベルで、

非常に勉強になります。

●以下のマストポイントに何点か重要な言葉を

挙げておきましたが、3つに絞りきれないほど

他にも名言至言が数多く、

葉室さんの熱烈なファンのみならず、

全く初めての葉室本として読むも良し、

一人さん、正観さん、美輪さんなど

スピリチュアル系の本を好んで読まれている方などにも

非常にオススメの本です。

●以前も書いたことがありますが、

葉室さんのお話は、いわゆるトンデモ系の人が

何の根拠も論証もなく、

単なる思いつきや直感で書いたような薄っぺらなものではなく、

西洋医学と東洋医学共に通じた

徹底的な科学者という立場に依拠しながらも、

目に見えない存在である、神さま、精神世界などの

不可思議現象を我々一般人の腑に落ちるように

わかりやすく解説してくれるという

点にあるといえるでしょう。

●最近、また、テレビによく出る理系の大学教授とやらが、

江原啓之さんがニセモノだ、裁判で徹底的にそのウソを

暴き立ててやるなどと一人息巻いているようですが、

本書で葉室さんが指摘しているように、

「目に見えないのだからそれは非科学的だ」という

人こそ非科学的なのだ、ということです。

一時的なマスコミ報道だけで、誰がニセモノだ、

誰がホンモノだとすぐに妄信即断してしまうことなく、

自分自身の目と頭で、正しく物事を判断できるように

しておきたいものです。

【マストポイント】

@万人に平等に与えられている神さまの恵みも、

感謝することによって、はじめてその人の前に

現実に見えてくるのです。

幸福が与えられたから感謝するのではなく、

感謝するからこそ幸福が与えられるのです。

このことに気づかない人が多いようですが、

感謝には、理屈や理由は不必要なのです。

いろいろな理由をつけての感謝は乱感謝です。

理由のない全感謝、理屈のない無我の感謝が

真実の感謝なのです。

A仕事を「労働」だと捉えると、

病気になったりして寿命が縮まり、決して充実した

人生にはなりません。

「労働」するからこそ疲れるのです。

一方、「働く」というのは本来、神さまに楽しんでいただくこと。

そして周囲の人を楽にさせる(傍たを楽にさせる)ために働けば、

疲れることはありません。

感謝の気持ちで働いたら皆から喜ばれ、

感謝されます。

今「労働」している人は、もし健康に長生きをしたければ発想を

転換させ、「させていただく」感謝の心をもって

「働く」ことが大切です

(同様に、葉室さんは、ジムなどに行って

体を「鍛える」ことは我欲につながるので、

体を痛めたりなど、逆効果になることが多く、

そうではなくて、(おそらく掃除やボランティアなど)

「使う」「させていただく」ことが

大切だと言われている)。

B神社では、神さまに「健康にしてください」と

ご祈祷においでになる方が多いようですが、

しかし、こんな方はなかなか神さまのお恵みを受けることが

できません。

なぜなら、「健康にしてください」ということは、

自分が病気だと思っている現われだからで、

心で病気をつかんでいたら、いくら神さまにお祈りをしても、

お恵みは得られません。

「神さま、健康にしていただいてありがとうございます」と

感謝するのが、本当のことなのです。

心を放せば神さまのお恵みがいただけます。

いつも心の病気をつかんでいる人は、病気になりやすく、

すべてを良い方向に考え、感謝をしている人は

病気になりにくいのです。


(以上本文より引用。一部改変)

 

【著者略歴】

葉室 頼昭
昭和2年東京に生まれる。昭和28年学習院初・中・高等科をへて、大阪大学医学部卒業。昭和30年大阪大学医学部助手。昭和33年医学博士。昭和38年大阪市大野外科病院長。昭和43年葉室形成外科病院を開業。平成3年神職階位・明階を取得。平成4年枚岡神社宮司。平成6年春日大社宮司。平成11年階位・浄階、神職身分一級を授けられる。

posted by miura at 13:45| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 精神世界・不思議系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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