2008年04月22日

必読本 第660冊目 びんぼう神様さま

必読本 第660冊目

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びんぼう神様さま

高草 洋子

¥ 998 (税込)

地湧社

単行本: 59ページ

2000年8月10日 初版

 

●松吉の家にびんぼう神が住みつき、

家はみるみる貧しくなっていく。

ところが松吉は悲しむどころか、

何と神棚を作ってびんぼう神を拝みはじめた。

「なんで嫌われもんのわしを?」

不思議がるびんぼう神はやがて…。

●先日ご紹介した、

読書のすすめ店長清水克衛さんの本

必読本第628冊目参照)で推薦されていた本。

作者の高草さんが自費出版のような形で作った本が、

口コミでみるみるうちに評判を呼び、

ついに一般発売されたといういわくつきの本です。

●いわゆる昔話です。

60ページにも満たない薄い本なので、

あっという間に読破できます。

浜田廣介作『泣いた赤おに』(必読本第139冊目参照)のように、

子供から大人まで年代を問わず読める平易な文章にもかかわらず、

込められた意味は実に深遠です。

●あらすじは読む楽しみがなくなるので、

あえて触れません。

貧しくても、家族が仲良くし、

何事にも感謝して生きていくことの大切さ、

富や福は自分だけで独占せず、

まわりにも分け与えることが、

「情けは人のためならず」となって、

最後には自分に戻ってくる、

などの教訓が得られるかと思います。

●文章だけではなく、イラストも高草さんが担当されておりますが、

ほのぼのとして味わい深いものを感じさせてくれます。


※今回の【マストポイント】 は、昔話なので、割愛いたします。

【著者略歴】

高草 洋子
富山県生まれの東京育ち、現在は兵庫県宝塚市に住む2児の母。主業は主婦、副業は夫の事業の手伝い。日本画を上野泰郎氏に、水墨画を佐藤紫雲氏に師事する。個展「光の詞」を1996年6月に大阪市のマサゴ画廊、’97年3月に東京のアトリエ「ピュア」にて開催。見えない世界を絵や文章にすることが大好き。今の夢は畑や自然の中で木や草花、虫、自然のすべてと語り合えるような生活をすること。



posted by miura at 12:53| 山形 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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