2008年06月01日

必読本 第687冊目 幸せ成功力を日増しに高めるEQノート

必読本 第687冊目

noguti1.jpg

幸せ成功力を日増しに高めるEQノート

野口 嘉則(著)

¥ 1,260 (税込)

日本実業出版社

単行本: 168ページ

2006年2月1日 初版

 

●無意識の中に潜む「心のブレーキ」を外せば、

仕事・恋愛・家庭はうまくいく!

自分らしく生きて夢を実現するための方法を、

コーチングと心理療法をドッキングさせた5つのステップをもとに紹介。

著者を代表する『鏡の法則』(総合法令)は

大ベストセラーになったので、多くの方が読まれたかと思うが、

なぜか今回ご紹介する本の方は、

私自身ずっと読む機会がなかった。

待望の新刊も先日出版されて、

売れ行きも好調のようなので、

今更ながらという感もなきにしもあらずだが、

今回は、本書を書評したいと思います。

●我々人間というものは、

人生が思い通りうまく行かなかったり、

何かトラブルや失敗が連続して続くような時には、

勝手に自分ひとりで築き上げてしまった

(または、厳しい親から叩き込まれてしまった)

頑固な思い込みを持ってしまい、

それが障壁になって、

袋小路にはまってしまっているケースが少なくない。

それらの思い込みは、他人から見たら取るに足らないような

些細なことであることが多いが、本人自身にとっては、

それこそ、あらゆる行動に影響を与えてしまうほどの

強い拘束力を持つ。

●セールスがうまくいかない人は、

「拒否されるのは恥だ」と頑固に思い込んでいる。

太っている(顔にコンプレックスのある)人は、

「太っている(醜い)から恋人ができない。

ダイエット(美容整形)しさえすれば、

恋人が必ずできる」と勝手に思い込んでいる。

子供が不登校になってしまった親は、

「子供は真面目に学校に通うべきで、

中学を卒業したら、高校へ、そして大学まで進学しなくては

まともに就職できない」と勝手に思い込んでいる。

本人だけが勝手にそう思い込んでいるだけで、

実は真理でないことが多く、本人自身がその思い込みが

誤りであることに素直に気づき、打開策を考えない限り、

ずっとその思い込みの呪縛から解き放たれることはない。

●本書において、著者は、

その手の根拠のない思い込みを、

「非合理的ビリーフ」と名づける。

成功や幸せの阻害要因となっていた

それらの非合理的ビリーフを自分自身で洗い出し、

アファーメーションなどのシンプルな解決策を使って、

今まで悩みを効果的に改善していこうとするのを

目的とした本である。

●本文には、夫婦、恋人、友人などの対人関係の悩み、

虚勢を張る、勝ち気である、NOを言えない、など

性格上の悩みなど、

著者が実際に扱ってきた相談内容が

豊富に紹介されているので、

自分の悩みに近いものを参考にするとよいでしょう。

極めて薄い本で、イラストも多く、

一人でできる書き込み式のワークブックとなっているので、

非常に使いやすい本であることもいいです。

●どうも人の顔色、機嫌ばかり窺ったり、

世間体ばかり気になり、

自分らしさを押し殺してしまうという方や、

ちょっとしたことでイライラしたり、無性に厭世的になったり、

感情の起伏が激しい方にはピッタリの本です。

本書は、そもそも、さばき切れないほどカウンセリング依頼が

殺到し、じかに向き合うことのできない世の中の

多くの人々に向けて書いた、ということなので、

大人気著者のカウンセリングを誌上で

受けているような感覚を持つことができるかと思います。

最新作も大人気のようですので、入手後書評いたします。

【マストポイント】

@私たちが傷ついたり、腹を立てたり、悩んだりする、

その本当の原因は、相手(他人)や状況にあるのではなく、

私たち自身の受け止め方、考え方にある。

そして、その受け止め方、考え方を決めているのは、

その人が昔から持っている思い込み、信じ込みであり、

これを「ビリーフ」と呼ぶ。

ある現象に出合っても、怒る人もいれば、

笑う人もいるのは、人それぞれの「ビリーフ」が違うからである。

A人は、A,ある出来事に出合うと、

B,それをある特定のビリーフで解釈し、

C,最後に何らかの感情、悩みを生じる、という

3点方式の心理的な流れを辿る。

この時に、Bにおいて、

「〜べき」「〜ねばならない」という言葉を含む

非合理的なビリーフを持っていると、

悩み、苦しみが生じてしまいがちである。

それを、合理的なビリーフに変えることが大切である

(例・あいさつしたのに無視された→

人には必ず好かれねばならない(非合理的ビリーフ)→

パニックになる。何で無視されたのか思い悩む。

あいさつしたのに無視された→すべての人に好かれる

ことは、現実的に不可能だし、その必要もない。

こちらのあいさつに対してあいさつで返してくれるかは、

相手次第である。

又、単に相手が忙しすぎて気づかなかった可能性もある

(合理的ビリーフ)→別にパニックにならない、平静でいられる)

B「ゲシュタルトの祈り」

私は私のことをする。

あなたはあなたのことをする。

私は、あなたの期待に応えるために生きているわけではない。

そしてあなたも、

私の期待に応えるために生きているわけではない。

私は私、あなたはあなた。

もしも偶然、私たちの心が触れ合うならば、それは素敵なことだ。

もし触れ合えないとしても、それは仕方のないことだ。

(F・パールズ博士。本文より) 

 

【著者略歴】

野口 嘉則
1963年広島生まれ。広島大学経済学部卒。大学卒業後、リクルートに入社。その後独立し、メンタルマネジメントの講師としてのべ3万人以上に講演する。99年に心理コンサルティング事務所を開設。2003年には(有)コーチング・マネジメントを設立、その後150人以上のクライアントの目標達成と自己実現をサポートしている。2004年12月に始めたブログ「幸せ成功力を日増しに高めるEQコーチング」が瞬く間にアクセス数を増やし、人気Blogランキング(社会・経済(全般)ジャンル)首位を快走中である。

野口嘉則さん公式ブログ http://coaching.livedoor.biz/



ラベル:野口嘉則
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。