2007年12月13日

必読本 第553冊目 営業の魔術―お客様の心を動かすプロになれ!

必読本 第553冊目

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営業の魔術―お客様の心を動かすプロになれ!

トム ホプキンス(著), Tom Hopkins(原著), 川村 透(翻訳)

¥ 1,575 (税込)

日本経済新聞社

単行本:251ページ

2005年8月24日 初版




●初めは誰だってうまくいかない―。

ちょっとしたスキルとテクニックで

トップ営業マンになった超プロがそのすべてのコツを伝授します。

本書を読めば、きっとあなたも稼げる営業マンに変身できる!

1980年の刊行以来、

全米で「営業マンのバイブル」として読み継がれ、

累計140万部を突破した名著。

●あの土井英司さんが絶賛していた

営業マンのバイブル。

それなりに本を毎日読んでいれば、

既に出合っていてもよさそうなものだが、

不覚にも今の今までその存在を知らなかった。

遅まきながら本日読んでみることにする。

●全17章あるのだが、

とにもかくにも余計なおしゃべりは一切なし。

営業を成功させるための心構え、テクニック、スキルを

具体的かつ包括的に解説することに徹した「実践」の書。

本国で出版されてから半世紀も経っている、

ある意味「古典」の部類に入る本だが、

やはり名著は色褪せないというか、

現在でも文句なく使用に耐える。

翻訳がこなれていることもあり、何ら困難なくスイスイ読めるが、

目からウロコのお話がたくさん出てくるので、

意外に読破には時間がかかるかもしれない。

●この本はやはり、

土井さんが自著で絶賛した本

必読本第16冊目参照)と2冊並べて熟読する価値がある

営業マンの2大基本書であろう。

巷間あまたある類書を全部脇にどけても、

真っ先に読む価値がある。

「古典」の偉大さを実感できる本だ。

●アマゾンレビューの書き込みも少なく、

その名声のわりに無名な本かもしれないが、

文句なく「買い」だ。

営業、対面販売、プレゼンなどに苦戦している諸兄には、

必ず「妙薬」となりうる。

騙されたと思って手に取ってほしい。



【マストポイント】

@同じことでも、売り手が言えば疑い、

お客様本人が言えば、真実になる。

売り手は、まさに伝えたいことを自分から言わず、

お客様の口から言わせることに何よりも心血を注ぐ。

セールスマンから言われると疑い、反発し、買わない。

自分の口から言うと、自分の発言を正当化するかのように、買ってしまう。

A何ごとも、「失敗」はユーモアのセンスを高めるチャンス。

失敗したこと、拒否されたことをシリアスに捉えるか、

ユーモラスに捉えるかは、

まさに人生の成否を決める重大な分れ目となる。

成功者はおしなべて、何でも笑いのネタにする。

お客からの完膚なきまでの拒否、穴に入りたくなるような大失敗、

何でも笑い飛ばそう

(宮崎県東国原知事の過去の淫行事件、離婚問題など、

自ら笑いのネタにしているから、逆に誰も問題にせず、

本人もストレスがたまらず、圧倒的な人気に繋がっている。

ヘタに隠蔽しようとしていたら、本人的には心労がたえず、

対抗勢力やマスコミは蒸し返す)。

B仮に、10軒あたって1軒の成約、その報酬が100ドルだとすれば、

1軒あたるたびに断られて、毎回落ち込むのではなく、

1軒断られるたびに成功した時の報酬の内の10分の1、

10ドルを毎回得ているのだと考えると、

拒絶のショックを受けずに、次の営業に進んでいける。

数勝負の仕事(恋愛にも応用可能)をしている時には

この思考法は是非とも欠かせない。


【著者略歴】

トム・ホプキンス
カリフォルニア生まれ。大学を中退し、建築業界で働いていたが、不動産営業マンのほうが「楽して儲かる」だろうと考えて転職。だが営業のノウハウをまったく知らずに始めたため、最初の半年間は失敗の連続。トップ営業マンになるには営業の仕方を修得する必要があることを痛感し、トップ営業マンの動きと癖、スキルとテクニックを観察しはじめた。その効果はすぐに成績に表れ、どん底の状態から真のトップ営業マンへと華麗な変身を遂げた。1976年に自身のスキルを伝授すべくトム・ホプキンス・インターナショナルを設立。今日では書籍、セミナー、ビデオなどを通じて、3万5000社以上の企業が彼の営業メソッドを活用している。現在もなお同社代表として世界中で活躍している。

川村 透
川村透事務所代表。1965年生まれ。上智大学経済学部経営学科卒。プライスウォーターハウスコンサルタントでシステムコンサルティングを7年経験後、独立。現在は翻訳家、講演家として活動するほか、海外企業との橋渡し役としても活躍中。


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2007年12月12日

必読本 第552冊目 となりのクレーマー―「苦情を言う人」との交渉術

必読本 第552冊目

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となりのクレーマー―「苦情を言う人」との交渉術

関根 眞一(著)

¥ 756 (税込)

中央公論新社

新書: 198ページ

2007年5月10日 初版

 

●苦情処理のプロが、

1300件以上を対応した体験とそこから得た知見から、

相手心理の奥底まで読んで交渉する術を一挙に伝授。

次々登場するクレーマーとのリアルなバトル例は、

怖くてハラハラするけれどかなり面白い!

●本書のほぼ3分の2を占める第1章、

著者がデパート勤務時代に

実際に対応したクレーマーとの

格闘物語がまずもって面白い。

勘違いセレブ、本物のヤクザ、

エリート気取りの銀行員、頑固で孤独な老人、常習犯のご夫人など

クレーマーの種類はまさにあらゆる階層に行き渡る。

単なる読み物としても、一般の顧客が

デパート側からどのような視点で見られているのか

知ることができ、大変参考になる

(悪質なクレーマーはサラ金のブラックリストのように

データがしっかりと残され、

同業種間でも情報交換されているなど)。

テレビドラマ化してもいいぐらいに痛快なエピソードが多い。

●200ページだが、

文章は軽妙洒脱だし、

実例がとにかく臨場感に溢れる面白いものばかりなので、

さほど読破に時間はかからないはず。

売れているのも納得の本です。

●最終第3章には、

著者が考え出した、

クレーム対応の8つの基本がまとめられている。

この部分は、ちょっとした小売店ならば、

会議や面接などの時に、

この部分をコピーしたものを全社員に配って、

クレーム対応に関しての意識を喚起させておきたいものだ。

いまや、どんな普通の人間でも

一瞬にて危ないクレーマーに変貌するかもしれない

剣呑な時代である。

何ごとも備えあれば憂いなしでしょう。



【マストポイント】

@クレーマーに対して、面倒だから金で解決しようなど、

安易な妥協をするのは厳禁である。

常に、関連法規、社内規則、社会常識に照らし合わせ、

根拠のない金銭支払いなど、過分な対応は一切行わないこと。

一度その要求に屈すると、味を占めた輩は

再度のたかり、同種の人間への口コミ伝播などを

行い、事態はより深刻な状況になる。

Aクレーマーに限らず、苦情を言って来る輩というものは、

概して感情的にわめきちらすタイプが多い。

その際には、相手の感情に釣られず、

素直に、かつ冷静に話を聞く。

火に火で対応すれば、ますます燃え盛るだけだが、

火に水で対応すれば、ほどなくその燃え盛る火は消える。

B格差社会、ネット社会の当然の帰結として、

ちょっとしたことにもイチャモンをつけてくる

タチの悪い自己中人間、常時不満人間が

老若男女問わず、各分野で急増している。

商売人のみならず、学校、医院、そして一般家庭でも、

そういう輩がいることを前提に

しっかりとした対応、準備をしておかなくてはならない。

 

【著者略歴】

関根眞一

1950年埼玉県生まれ。西武百貨店池袋店お客様相談室担当、歯科医療情報推進機構事務局次長などを経て、メデュケーション代表取締役。著書に「苦情学」がある。

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2007年11月02日

必読本 第519冊目 影響力の武器[第二版]

必読本 第519冊目

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影響力の武器[第二版]

ロバート・B・チャルディーニ(著), 社会行動研究会(翻訳)

¥ 2,940 (税込)

 誠信書房

単行本: 496ページ

 2007年8月31日 初版



●承諾誘導のプロの世界に潜入した著者が、

彼らのテクニックや方略から「承諾」についての人間心理のメカニズムを解明。

情報の氾濫する現代生活で、だまされない賢い消費者になると共に、

人を説得するやり方を学ぶ。

●人間が「承諾する」という行為の裏に、

どのような原理が巧妙に作用しているのかを

社会心理学の観点から詳らかにした

歴史的大傑作の増補改訂版。

土井英司さんを始めるとする多くの有名作家、マーケッターが

絶賛したことにより、専門書にもかかわらず、

驚異的な売れ行きを誇ったことでも有名な本です。

●前著(必読本第12冊目参照)からの変更点は、

著書を読んで色々と感銘を受けた読書からの

実体験レポートが14個ほど随所にはさみ込まれ、

それに簡単な著者からの意見が付されていることである。

前著が現在手元にないので、詳しく照合できないのだが、

一部文章も加筆されたり、図表の類にも変更があるようだ

(前著より100ページ分増えている)。

●本文の骨子は同一なので、

無理して絶版になっている前著(ちなみに定価は3,465円(税込み)で、

本書よりも高かった)を買うよりも、

内容も洗練され、使い勝手の良くなった本書を買えば事足りるでしょう。

●しかし、一見すると、心理学の専門家だけが手にするような

分厚い本で、3,000円もするし、

無味乾燥なカバーで、一般人には敷居が高い印象を与える。

章末には「まとめ」、「設問」、「クリティカル・シンキング」などの

課題があるのも、いかにも大学の心理学のテキストらしい。

そう簡単にホイホイと書店で売れる本ではない。

●しかし、前著の書評でも書きましたが、

セールス、マーケティング関係の方ならば、

「生涯の教科書」とも言える本で、

読んでいなければまずモグリと言われても仕方ない必読本です。

類書を全部脇に押しやっても、真っ先に読むべきでしょう。

本文にも、セールスや交渉術に使える

テクニックを無数に発見できるはずで、

付箋、アンダーラインでビッチリ汚れまくること必定です。

●霊感商法、インチキ投資話、ニセモノ健康食品、キャッチセールス、

ケータイ詐欺などがいまだに世間で蔓延していることを鑑みると、

一般の人々にも是非とも一読をおススメしたい。

本文で扱われている事例も、通俗的なことが多く、

意外に読みやすいはずである。

剣呑な事件に簡単に巻き込まれがちなこのご時世、

「転ばぬ先の1冊」として、是非とも常備しておきたい。


【マストポイント】


@人間にイエスと言わせるために使うことが

できる戦術として、「返報性、一貫性、社会的証明、

好意、権威、希少性」という6つの強力な武器がある。

その原理に通暁すれば、セールスマンならば

驚くほど成約率を高めることができるし、

消費者ならば、広告などにひっそりと隠されている

巧妙なワナを見破ることができ、

余計なものを買う被害に遭わなくなる。

A万物の霊長である人間であっても、

その行動様式は、他の動物などど大して変わらないぐらいに

実に単純で、ある種の自動化された習性を持っている。

イライラしていたり、忙しすぎたりして、

自分の頭を使って物事をよくよく見極めないと、

わかりやすいぐらいにあっさりと、他者に騙されてしまうということだ。

B言うまでもないことだが、この種の戦術の悪用は厳禁である。

昔から使われてきた悪徳セールスや宗教の勧誘、

インチキな募金の手練手管を知る意味でなど、

防衛的な意味で利用すべきである。


 

【著者略歴】

ロバート・B.チャルディーニ

米国を代表する社会心理学者の権威。現在、アリゾナ州立大学教授。 本書は、わかりやすい語り口で、科学的真理に依拠した社会心理学の名著として、本国のみならず、世界各国で高い評価を得た。

 

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2007年08月12日

必読本 第444冊目 小さな会社★集客のルール ランチェスター経営 ホームページ成功戦略

必読本 第444冊目

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小さな会社★集客のルール

ランチェスター経営 ホームページ成功戦略

佐藤 元相(著), 竹田 陽一(監修)

 ¥ 1,470 (税込)

フォレスト出版

単行本:252ページ

2005年1月27日 初版



●ホームページは優秀な営業マン!

商品・客を絞り込むことで、

あなたの欲しかった客が営業せずに集まってくる。

ランチェスター法則を応用した小さな会社の戦略ルールを紹介。

ホームページで顧客戦略に成功した事例も掲載。

●竹田陽一先生の“弟子”とも

言える著者が書いた、ランチェスター法則を

ホームページに十二分に活用して、

集客アップ、売上げアップを計ろうという戦略本。

竹田先生ご自身執筆の本と比べ、お弟子さんが

書かれた本は、どうしても手薄になりがちで、

本書もずっと未読のままだった。

2年前で、色々な意味で古い本だが、今回は

この本をご紹介致します。

●さすがにいまやどんな小さな会社、

個人のお店でも、ホームページやブログのひとつぐらい

開設しているのが当たり前の時代です。

しかし、実際の話、それがどれぐらい

自社の売上げに貢献しているのか?

無知に付け込まれ、

ホームページ製作会社のアドバイスを鵜呑みにして、

高額の製作代金を払い続けていたり、

単なる自己満足で趣味的なページを開設してるだけと

いった例は世の中いまだに少なくない。

それでは本当にもったいない話。

●本書は、いまだにインターネットの革命的なパワーに

気づいていない会社の経営者、

特に老齢の創業者などが、意識改革する上では

格好の入門書になるでしょう。

巻末で、竹田先生ご自身の失敗談にあるように、

パソコンを毛嫌いしていたり、よくわからないからと言って

敬遠していたら、みすみす貴重なお金をドブに捨てることになります。

ホームページの作り方をちょっと改善しただけで、

経営危機から奇跡的に回復した会社の体験談が

豊富に掲載されておりますので、

当事者の方々には是非とも参考にしてほしいものです。

●注意を要するのは、

本書は、ホームページという「道具」を

使う時に、弱者最強の戦略

ランチェスター法則の「思想」をいかにして組み入れていけば

よいかを概括的に指南した本であるということです。

最近よくありがちな、

ネット上の、小手先テクニック、裏技的手法を

具体的に教えてくれる本ではないので、

ベテランネットユーザーにはちょっと物足らないかもしれないですね。

それらの手法を学ぶためには

最近好評な他の本で補強しなくてはならないでしょう。

 

【著者略歴】

佐藤元相(さとう・もとし)
大阪生まれ。エヌ・エヌ・エー・テンダーサービス代表。大阪の高校を卒業後、自動車部品製造工場へ就職。不況のあおりを受けて辞職後、軽貨物・物流事業で独立。1995年、パーソナルコンピュータに関わる情報サービス業エヌ・エヌ・エー・テンダーサービス設立。
その間、アメリカを放浪すること2回。1998年に事務所を大阪市生野区に移転。ランチェスター法則を応用した、営業マンなしでお客がやってくる「驚異の集客ホームページ」を作成している。大阪の町工場など30人以下の会社を活性化させる一念で、所属する団体(●大阪商工会議所 ●財団法人大阪中小企業振興協会 ●関西中小工業協議会 ●PCコマーシュサポート連絡協議会 ●大阪産業創造館あきない・えーど)も多く、セミナーを通じて大阪を元気な町にする「大阪っ子」でもある。また、大阪商工会議所の支部、異業種交流会フォーラム・アイの代表幹事として「中小企業戦略をミラノに学べ!」とイタリアの中小企業の成功例も紹介している。こうしたバイタリティの原点は趣味のスキーにあり、こぶの中をハイスピードで滑るモーグルのクラブチームにも所属している。

佐藤 元相 公式ホームページ http://www.nna-osaka.com/nna/index.php

監修・竹田陽一
中小企業の救世主。ランチェスター経営(株)代表。
久留米市出身。福岡大学卒業。34歳でランチェスター法則と出合い、経営に苦しむ中小企業経営者のために人生を捧げる決心をして45歳で独立。テープ・ビデオ制作にエネルギーを注ぐ。テープ150巻、ビデオ110巻の制作を達成し、あと10年つくり続けることを誓う。講演も4000回を超え、細身の体に鞭打って全国各地を飛び回る。仕事・趣味・健康など人生のすべてがランチェスターにある。近年は彼の生前の住を訪れるほどで、洗礼を受けた伝道師と言ってもよい。相談企業1000社、倒産企業取材1600社に裏打ちされた話には、経営者も目からウロコ。主な著書に『小さな会社は「1通の感謝コミ」で儲けなさい』『1枚のはがきで売上を伸ばす法』『1枚のはがきでお客様を感動させる本』(以上、中経出版)、『小さな会社★儲けのルール』『小さな会社★社長のルール』(以上、フォレスト出版)など多数。

竹田 陽一さん 公式ホームページ http://www.lanchest.com/

 

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2007年07月30日

必読本 第432冊目 究極のマーケティングプラン シンプルだけど、一生役に立つ!お客様をトリコにするためのバイブル

必読本 第432冊目 

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究極のマーケティングプラン

シンプルだけど、一生役に立つ!お客様をトリコにするためのバイブル

ダン・ケネディ(著), 神田 昌典(監修), 齋藤 慎子(翻訳)

1,680円(税込み)

東洋経済新報社

単行本(ソフトカバー): 280ページ

2007年4月12日 初版

 

●米国のダイレクト・マーケティング界の“グル”が教える儲けの原理・原則。

口コミ・紹介依頼法、顧客流出の食い止め方、

電話で相手の住所を聞きだす方法等、

全13章にわたって、実践策やアイディアが満載。

プラン作成のためのシートまで付いてます。

●今年4月に大々的に発売された、

ダン・S・ケネディ氏の3冊セットの中の1冊(必読本第402冊目も参照)。

この中の2冊は、日本におけるこの分野のカリスマ、

神田昌典さんが監訳を担当されている。

氏は、原著をずっと昔に読んでいて、既に

ご自分のビジネスや仕事に、この本のメソッドを

十二分に活用され、大いなる成果を得たと

前書きで告白されている。

やはり外国語が堪能だと

何かと人に先んじることができるということか。

●著者のファンならば既におなじみのように、

文章がとにかく面白い。

外国の成功哲学系作家では、隋一のユーモアセンスの持ち主。

イヤミのないジョークや批評の類も数多く、

さすがにアメリカでも指折りの自己啓発家だと舌を巻かざるを得ない。

単に文章を読むだけでも十分楽しめる作家です。

●タイトルの『究極の〜』という言葉に偽りはない。

神田さんが述べられているように、内容的充実度は

圧倒的で、同業他社には絶対に読ませたくない本

類書の中では群を抜いた傑作である。

しかし、高卒上がりで、大して人に誇れるような学歴もなかった

著者は、なぜ、これほどまでに、

売るためのアイディア、技術が沸き上がってくるのだろうか。

実に恐るべき人物である。

●読んで満足してハイおしまいという結末にならないよう、

巻末には、『マーケティングプラン作成シート』まで用意されている万全さ。

本気の人は是非ともこのシートを穴埋めし、

すぐに御自分のビジネスに活用してほしい。

●発売されてから、4ヶ月あまり経過しているが、

他の2冊とともに根強い人気を誇る。

商売人ならば、姉妹本と言える『セールスレター』(入手後書評致します)の

本とともに、是非とも手元に置いておきたい本だ。

将来絶版になった際には、ある種の伝説化した

マーケ本のように、ありえないプレミアがつくのが

容易に予想されますから。


 

【著者略歴】

ダン・S・ケネディ

マーケティング業界の第一人者。ビジネススピーカーとして、ジグ・ジグラーやブッシュ元大統領、ラリー・キングなどと全国で講演。また、「億万長者になるためのダイレクトマーケティング」のカンファレンスなども精力的に行っている。

ダン・S・ケネディ 公式ホームページ http://www.dankennedy.jp/

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2007年07月11日

必読本 第415冊目 藤村流売れる!コトバ

必読本 第415冊目

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藤村流売れる!コトバ

藤村 正宏(著), 橋本 亨(著)

¥ 1,470 (税込)

インデックスコミュニケーションズ

単行本: 198ページ

2006年2月28日 初版

 

年間売上を100億円アップさせたチラシ、15年連続増益を生んだPOP、

成果100%のファックスDM…。

「売れる」「売れない」の違いは、「コトバ」の伝え方の違い。

お客様の感情に届く「売れるコトバ」を教えます!

●やさしい言葉と、どんな初心者でもすぐに実行可能の

即効性のある理論で定評のある藤村さんの、

昨年発売された本。

見過ごされがちな「コトバ」の力を徹底的に駆使し、

集客、売り上げ増を目指す数々のテクニックを解説する。

●著者の本の特徴であるが、

やはり実に読みやすい。

とりわけこの本は文章量が少なく、行間も広いので、

ものの45分ぐらいで読んでしまった。

小冊子風でスイスイスイスイ読めます。

●チラシやPOPの書き方、アンケート用紙の製作のツボ、

ファックスDMや(ダイレクトメールではない)心のこもった手紙の書き方、

ホームページ製作時の細かいテクニックなど、

コストが一切かからず、ちょっとコトバの使い方を工夫するだけで

劇的な変化を起こすための数々のテクニックを伝授してくれます。

各章末には、箇条書きでポイントがまとめられているので、

記憶に残りやすくていいですね。

●「コトバ」って本当に不思議ですよね。

ほんのちょっと言い方を変えるだけで、人の心を引きつけることができる。

ほとんど同じニュアンスのコトバなのに、人の感情を揺さぶる方を使用すると、

てきめんに購買、来客につながる。

閑古鳥が鳴いているお店の経営者は、

変にプライドを持っていて、全然うまくいっていないのに

自分のやり方を絶対に曲げない方がたまにいますが、

実に愚かなことです。

本書を熟読して、コトバの魔術的テクニックを学んでみてください。

必ず、何らかの気づきを得られるはずです。

●藤村さんは、神田昌典さんや金森重樹さんの方法論を

やや難解だと思ってしまうような初心者の方には

うってつけの経営コンサルタントですね。

既述のように、小難しい専門用語などをほとんど使わず、

誰にでもパッとわかるような理論や手法を

教えてくれるので、どんな初心者の人でも安心感が持てるはずです。

難解な理論はいらない、

万人がスムーズに実行できる方法を知りたいという方には

文句なくおすすめできる先生ですね。

 

【著者略歴】

藤村 正宏
1958年北海道釧路市生まれ。釧路湖陵高校から明治大学文学部(演劇学専攻)へ進む。早稲田大学演劇研究会にて演劇をプロデュース。大学卒業後、株式会社京屋にてヴィジュアルプレゼンテーション、ニューヨーク大学にて映画製作の勉学等を経験。帰国後、フリーパレットを設立し、ウィンドウディスプレー等に従事。1992年ラーソン・ジャパン取締役就任後、各種集客施設(水族館、博物館、テーマパーク、レストラン、ショップ等)の企画設計を手がける。集客施設の設計に演劇の手法を取り入れて成功。体験を売るという「エクスペリエンス・マーケティング」の考え方で集客施設や会社のコンサルティングを行う。現在、フリーパレット集客施設研究所主宰。

藤村正宏さん 公式ホームページ http://www.ex-ma.com/



橋本 亨
大阪府堺市にあるハッピー薬店社長。「POPの達人」の異名をとり、本業のほか、POPセミナー・講演会の講師としても多忙な日々をおくる。

ラベル:藤村正宏
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2007年07月03日

必読本 第407冊目 日本一やさしいネットの稼ぎ方―ネットで稼ぎ続ける人は何が違うのか

必読本 第407冊目

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日本一やさしいネットの稼ぎ方

―ネットで稼ぎ続ける人は何が違うのか

平賀 正彦(著)

¥ 1,365 (税込)

フォレスト出版

単行本: 214ページ

2006年6月14日 初版

 

●あの神田昌典さんのHPも手がけたことで有名な

日本一のネットビジネスコンサルタントが、

ネットで稼ぐための鉄則の数々を大公開。

大成功を収めた2人のクライアントのストーリーを通して、

業績アップのポイントをステップごとに徹底解説する。

●インターネットを使ってお金を稼ぐには、

どうしたらいいのでしょうか。

誰もが興味を持っているテーマですが、

素人が気軽に読めて、なおかつ独力で

実践できるための良書がなかなかなかった。

そんな折に、決定打とも言える本が昨年発売されました。

個人的には、読むのが遅かった感は否めませんが、

今回は本書をご紹介させていただきます。

●この手の本は、どうしても初心者には敷居が高いレベルの話が多くて、

本当の意味で役立つ本は少ないのだが、

本書は、「看板に偽りなし」というか、わかりやすさはズバ抜けている。

文字通り、ネット初心者、PCド素人を対象にして書かれているので、

ごくごく基本的な用語やお約束事を懇切丁寧に解説してくれる心遣いがうれしい。

結構見落としがちな点が出てくるので、

ベテランネットユーザーが読んでおいても損はない。

●しかし、何事にもその道のプロしか知らない

成功の大原則というものがあるものだが、

そのことを痛感させてくれる書でもある。

今やちょっとした小さなお店でも

HPやブログの一つぐらい開設している時代だが、

それらを本当の意味において有効活用している方は

一体どれぐらいいるだろうか。

ただの趣味の延長、自己満足だけで運営しているのはもったいない話だ。

本書を熟読して、しっかりと本業の儲けに繋げたいものである。

●「情報起業」「インターネットビジネス」という言葉を聞いてからどれぐらい経つだろう。

正業につかず、一日中家からほとんど外出せず、

パソコンに向かって、何か怪しげな小冊子を作っていたり、

胡散臭い情報をネットでかき集めて売りまくっているなど、

濡れ手に粟で大金を稼ごうとするダークな人間をイメージしがちである。

しかし、本書を通読すると、ネットビジネスであろうが、表のビジネスだろうが、

やはり基本的な方法を実直に続けていくことが

成功の王道なのだと思い知らされます。

何か邪道的な方法で、金儲けを企んでいる様なネットユーザーなどには

是非とも読んでいただきたい本です。

●今年に入ってから、ピンク色カバーの後続本が

発売されているようだが(私は未読)、

1,500円の価格にしてDVD付属の太っ腹の良さである。

本業でガッチリと儲かっていないと、

こんな大サービスは普通はできないはず。

平賀さんの「ホンモノ」度がわかりますね。


 

【著者略歴】

平賀 正彦

集客請負人。ネット110番代表ネットビジネスに限定したクライアントの成功率では日本一のコンサルタント。
中央大学商学部経営学科卒。卒業後、大手パチンコチェーン店に入社。トイレ掃除から始まり、6年後に店長へ就任。集客、売上管理、50名を超える従業員管理のすべてを担当。時代の最先端を行く風俗業界の集客ノウハウを身に付ける。
在職時に書いた小冊子「パチンコ店長が語る勝率10倍アップの方法」を自身のホームページで販売したところ大ブレイク。短期間に3000冊以上を売り、サラリーマン当時の数倍の収入を得る。
現在、300名以上がキャンセル待ちしている個別電話コンサルティングでは主に起業支援を行ない、まったくのゼロから年収2000万円を超える起業家を2年で20名以上輩出。さらに年収1億円を超える起業家も数名輩出している。月収100万円レベルであればゴロゴロ出ている状況である。

平賀 正彦さん 公式ホームページ http://www.hiragamasahiko.jp/

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2007年06月26日

必読本 第400冊目 行列ができる店はどこが違うのか―飲食店の心理学

必読本 第400冊目

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行列ができる店はどこが違うのか―飲食店の心理学

大久保 一彦(著)

¥ 714 (税込)

筑摩書房

新書: 182ページ

2007年6月10日  初版




●行列ができる店と潰れていく店の違いは何か? 

無意識で動く人間の行動と、それを上手く誘導するテクニック。

狙うべき相手にあわせた演出の方法…。

多くの飲食店を立て直してきたカリスマフードコンサルタントが、

現場感覚に基づくビジネスの極意を紹介する。

●大変読みやすい文章とわかりやすい理論で

定評のある著者の、現段階における集大成的位置づけの本。

180ページの本だが、かなりの労作で、

内容的には大変充実度が高い。

この分野に関係のある方ならば、まず必読の本である。

●著者にとって初めての新書だろうか。

購入する読者は、何かとバタバタしている

飲食業関係者がほとんどであることを考えると、

この手の硬質な内容で無味乾燥なカバーデザインの新書での

発売はあまり好ましくなかろうが、

最近は新書ブームであることもあり、

この分野で大変人気が高い著者にも声がかかったのだろう。

●私の住んでいる所だけではない普遍的な現象だと思うが、

ラーメン屋でも定食屋でも寿司屋でも居酒屋でもファミレスでも、

「80対20の法則」ではないが、

流行っている店はほんの一握り、そしてその流行店が

全体のパイのほぼ80%余りをガッチリ握り、

残りの20%を、閑古鳥が鳴いている不人気店が食い合っているというような

厳然たる状態が見られるかと思う。

本文末尾にもあるが、一人のお客がある店を年間に

訪れる回数は2,3回というのが当たり前なのである。

それぐらい、外食店にリピートしてもらうことは至難を極めるという過酷な事実がある。

●ちょっと固い体裁な本なので、

心ある経営者以外は手に取らないだろうが、

アルバイト、パートさんの指導などで苦労されていたり、

ご自分の店の不繁盛の原因がわからず、

一人、悶々と五里霧中のスランプ状態に陥ってる方ならば、

文句なく手にするべき書でしょう。

価格的に安く、無骨な外観の本だが、

随所に商売好転のヒントが散りばめられている

実に侮れない本です。

●著者は、理論的にもかなり緻密で、

なおかつ人間的には高圧的なところが全くない、

コンサルタントとしては相当頼みやすいタイプの好人物なのだろう。

誰とは言わないが、人気のコンサルタントの中には、

理論的には勝れたことを述べつつも、

妙に威張り腐って自信過剰気味の物言いをする、

感じが悪いタイプの人間がたまにいたりするのだが、

そういう印象を、文面からも写真からもほとんど受けない。

どんなにその世界で第一人者と呼ばれようが、

人間かくありたいものである。

 

【著者略歴】

大久保 一彦
1965年生まれ。東京地方裁判所に勤務後、転身をはかり、中小飲食店などを経て(株)グリーンハウスフーズに入社。当時困難とされていたスーパー出店における「新宿さぼてん」の多店舗化しくみ作りに成功する。その後、国内外の大手中小バラエティに富む飲食店を視察し、研鑽を重ね、多くの飲食店を指導する。また、武蔵野女子大などの教育機関などにおいて、マーケティングや業態開発の講座を担当、延べ1000人以上の卒業生を輩出する。中小飲食店オーナーの教育の場を与える「月刊夢―商通信」を発行する。

大久保一彦さん ホームページ http://yume-akinai.com/

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2007年06月21日

必読本 第395冊目 超・営業法

必読本 第395冊目

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超・営業法

金森 重樹(著)

¥ 1,313 (税込)

PHP研究所

単行本: 223ページ

2004年2月23日 初版

 

● 行政書士の世界は、平均年収300万円。

「開業しても3年は喰えない」といわれている。

著者は、金・コネ・人脈など一切ない状態で開業、その初月から、

『ファックスDM』をはじめとする頭脳マーケティングで、月商100万円を稼ぎ、

1年間で30の支部を有する相続処理のチェーンを作り出した。

本書は、年間数千万円の稼ぎを可能にする、営業・集客の技術をあますことなく紹介する書である。

●資格取得に熱心な方ならば誰でもご存知のように、

行政書士は人気の資格の一つである。

合格率が比較的に高く、難易度もそれほど高くなく、

そのわりに社会的な需要が多いからである。

しかし、実際のところ、この資格だけでご飯を食べれている人間は

世の中で微々たるものらしい。

●しかし、その常識に対して疑念を抱いた著者は、

詳細に市場分析し、誰もが諦めがちだった未開拓分野に

殴り込みをかけ、冒頭のような大々的な売り上げを達成する。

その成功までの顛末や己の手法を惜しげもなく

開陳した本です。

●ともかく文章が直截的で読みやすい。

220ページだが、立ち止まることなく一気に読める。

毎度のことながら、金森さんの筆力は素晴らしいの一言です。

●本書は、行政書士限定で書かれた本ですが、

はっきり言いまして、他分野にも普遍的に応用可能な

マーケティング法、起業術が数多く紹介されております。

宣伝、集客、営業、ネットの活用、お金のかけ方などの方面で、

四苦八苦されている中小企業経営者の方ならば、

文句なく一読に値します。

●しかし、改めて舌を巻くのは、

著者の、アメリカ最先端マーケティング手法に対する

知識の豊富さである。

おそらく、かなり以前から原著をガンガン読みこなしているのだろうが、

ジェイ・エイブラハム、ダン・S・ケネディ、

ロバート・アレン、ジェイ・C・ロビンソンなどの最新、最強理論を

巧い具合に自分の商売に活用されている。

さすがと言わざるを得ない。

●めざといと言いますか、今月、ロバート・アレンの

あの歴史的大傑作(必読本第263冊目参照)が、

金森さん監修で待望の復刊を遂げたようです(→こちら)。

極めて入手困難な超希少本だったのだが、

これで日本の読者も気軽に読むことができる。

金森さんには本当に感謝しなくてはならないですね。

 

【著者略歴】

金森 重樹
1970年生まれ。東京大学法学部卒。ビジネスプロデューサー。行政書士、中小企業診断士。金森合同法務事務所所長。3年は食えないといわれる行政書士事務所の開業初月に、ファックスDMによる集客で月商100万円を叩き出し、開業初年度には30超の支部を有する相続処理の全国チェーンを構築。発行するメルマガはマーケティング部門で読者数日本一。その凄まじい営業力から「法律家の皮をかぶった商売人」と呼ばれる。

金森 重樹さん 公式ホームページ http://www.kanamori.biz/

 




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2007年05月29日

必読本 第372冊目 実録!小さな会社の「営業のすごいしくみ」

必読本 第372冊目

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実録!小さな会社の「営業のすごいしくみ」

市川 善彦(著)

¥ 1,575 (税込)

長崎出版

単行本: 168ページ

2007年3月28日 初版

 

●無一文で24歳で起業。アッというまに、

自社ビル、社員寮、自宅を無借金で建て、

以後30年以上優良企業であり続ける営業のしくみとは? 

営業で成果のあがる方法を、実例を示しながらすぐに使えるノウハウとして紹介する。

●本年初めに発売された市川先生の営業本。

「実録」とあるだけに、理論的な部分を極限まで削ぎ落とし、

実例を紹介することに注力した「実践的」な本です。

全27章あるのだが、ポイントを箇条書きで列挙した文章といい、

どこから読んでもいい本文構成といい、とにもかくにも読みやすい。

ページ数も少なくサラリと読破できますが、情報量は圧倒的です。

●このご時世、何の商売であっても、

起業したばかりの小さなお店や会社は、

新規の営業に行ってもろくに相手にされるわけがありません。

害虫のように追っ払われるのがオチです。

だからといって手をこまねいていたら

資金力のない小さなお店は早晩閉鎖するしかないですよね。

●ならば、そういう会社の経営者や営業マンは

恥も外聞も捨てて、利用できるものは何でも徹底的に活用する!

金がないなら、ひたすら知恵の勝負です。

名刺、ハガキ、チラシなどの作成法、ブログでの宣伝、

アポのとり方、つかみのトーク術など、

これでもかというぐらいに

市川先生直伝のテクニックを披露してくれます。

●前半部分は名刺の書き方、セールスレターの作り方などを

写真入りでわかりやすく紹介してくれる。

紹介数がとても多く、どんな初心者でも容易に真似できるはず。

又、警戒心の強い訪問先の人間の心を開く、

数々の心理テスト、情報提供術、接客術はさすがの一言。

そっくりそのままパクるのではなく、自分なりにアレンジして使いたい。

●最後には、著者ホームページからの文章をそっくりそのまま

転載した市川語録集がおまけ的についている。

市川さんの熱烈ファンならばおなじみのものが多いが、

やはり何度読んでも魂を揺さぶられる熱いメッセージばかりである。

弱気になった時は繰り返し繰り返し読み返したいものです

(もちろん、「半分の法則」も沢山出てきますよ)。

 

【著者略歴】

市川 善彦
日本ガード・サービス株式会社代表取締役。福岡大学経済学部非常勤講師。講演、年100回。1952年1月、長崎県佐世保市生まれ。中学の時、父の事業倒産を経験。地元県立高校に進むも中退し、単身上京。スーパー店員、書籍セールスマン、自衛官、警備員を経て福岡にJターン、24才で、警備保障会社を設立。社長就任。幾多の試練を乗り越え、現在自社ビル、社員寮を所有。完全無借金経営を達成。従業員120名を擁し、業績拡大中。資金繰り無縁の「小さな巨人」を自負する中小企業経営者である。「アリガタ経営論」「中真面目論」などユニークな経営理論を展開、現役経営者のみならず、2代目経営者を中心として若手経営者の支持が多い。

市川善彦さん ホームページ http://plaza.rakuten.co.jp/yobirin/

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2007年05月05日

必読本 第348冊目 常識の壁をこえて…こころのフレームを変えるマーケティング哲学

必読本 第348冊目

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常識の壁をこえて…

こころのフレームを変えるマーケティング哲学

ダン・S・ケネディ(著), 金森 重樹(監修),

池村 千秋(翻訳)

1,575円(税込)

阪急コミュニケーションズ

単行本: 232ページ

2005年4月29日 初版



●反感を買うことを恐れてはいけない。

胸にいだく野望が大きければ、

それだけ反感を買う可能性も大きくなる。

どの程度有意義なことを成し遂げられるかは、

どの程度他人を怒らせる勇気があるかに比例する。

60分で読めるけれど一生あなたを離さない本。

●正直な話、その名前は昔から知っていたのだが、

ダン・S・ケネディの本は全く読んだことがなかった。

しかし、最近、神田昌典さん監修で、

魅力的なタイトルとカバーデザインの3冊セットが

発売されて話題になっていることもあり、

遅まきながら初めて読んでみることにしました。

●この本は、以前発売されて

絶大な人気を呼んだ絶版本

『ビジネス版 悪魔の法則』(TBSブリタニカ)を

金森重樹さんが監修し、増補復刊させた本

(このあたりの位置関係は、

『お金をかけずにお金を稼ぐ方法』(必読本第40冊目参照)と

『ハイパワーマーケティング』(必読本第300冊目参照)と同じである)。

例によって、金森さんの前書きは、本文と同じぐらいに

タメになることを書いております。

●以前の本は、カルト宗教を思わせるような

過激なカバーとタイトルだったため、

読むのを敬遠された方は多かったはずだ

(実はそれも、著者の意図的な試みなのだが)。

しかし、今回本書を読んだ感想を率直に言うと、

著者は異常で過激な考えを持った、

成功哲学の異端児などでは全くない。

それどころか、吃音のハンディキャップを克服し、

高卒の「学歴なし」にも関わらず、

世間で流布されている「常識」を蹴散らすことによって、

自分なりの成功を掴めるんだということを

自ら実証して見せた、実にまっとうな考えの持ち主である。

本書は、その著者の信念を手際よく1冊にまとめた傑作です。

●マーケティング、セールスや、世に言う「成功法則」でも、

金科玉条のごとく長年にわたって信奉され続けている

大原則、一般法則がある。

しかし、それらのゴールデンルールとやらを

愚直に試してはみたものの、

一向に効果が上がらず、

ヤケクソになってやめてしまい、

何が成功法則だ、お金持ちなれる本だ、こんなのウソパッチだと

世間の名著を罵倒してみたり、

又は、俺は何をやっても成功しないダメな男だなどと、

よく考えもせずに落胆してしまったりした経験をお持ちの方は

(かつての私を含め)一人や二人ではないだろう。

そういう方々には打ってつけの本です。

●「ポジティブ思考」のウソ、

「礼儀正しくあれ」のウソ、「商品が良ければ売れる」のウソなど、

全19項目にわたって、

世間で頑固に盲信され続けている「常識」の虚構性を

暴き続けていく。

章末にはポイントがまとめられているので、

要点整理に便利です。

学歴がないと成功できない、

資金がないと起業できない、経験がないと成功できない

など、始終言い訳ばかりして、

世間で流れている体のいい「常識」とやらを

振りかざし、最初の一歩が踏み出せないような

臆病者の方々には是非ともオススメです。

世間の常識、親や上司や教師の常識を

鵜呑みにせず、徹底的に疑ってかかる。

そして、その常識をぶち壊し、新しいパラダイムを自分が作る。

そうすると、魔法のように、

自分を取り巻く世界が変わることがあります。

そのような参考図書として是非ご一読を。

●ナポレオン・ヒル、ノーマン・V・ピール、

ジグ・ジグラー、ディーパック・チョプラなど、

成功哲学で必ず名前が挙がってくる先駆者や、

NBA、NFLなどアメリカ人気スポーツや、

ショービジネス関係のわかりやすい事例も豊富に引用し、

実に読みやすい内容になっている。

又、翻訳家の技量にも拍手。

語彙の選択など、実に適訳で読みやすい名文だった。

●ただし、内容が濃いので、「60分で読めるけれど・・・」の

帯裏のコピーは言い過ぎ。

私は2時間以上読破まで時間がかかった。

「帯の文句でさえ真に受けるなよ」という意味で、

故意に、短かめの「60分」と書いたとしたならば、

それはそれでかなり戦略的な試みではあるが、

そこまで言うと、私の深読みでしょうか・・・・。



【著者略歴】

ダン・S・ケネディ
マーケティング業界の第一人者。ビジネススピーカーとして、ジグ・ジグラーやブッシュ元大統領、ラリー・キングなどと全国で講演。また、「億万長者になるためのダイレクトマーケティング」のカンファレンスなども精力的に行っている。

金森 重樹
ビジネスプロデューサー。1970年生まれ。東京大学法学部卒業。パソコン一台で億を超える収入をつむぎ出すマーケティングの達人。ダン・S・ケネディなどのDRMを学び、その天才的なマーケティング手法で数々のビジネス神話を生み出す。中小企業診断士、一級販売士、行政書士として、コンサルティング会社、不動産会社、法務事務所などを経営。

金森重樹さん 公式ホームページ http://www.kanamori.biz/

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2007年04月16日

必読本 第329冊目 全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術

必読本 第329冊目

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全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術

ジョセフ・シュガーマン(著), 金森 重樹(翻訳)

1,470円(税込)

PHP研究所

単行本(ソフトカバー):272ページ

2006年3月31日 初版



●他人に「言葉でアピール」できなければ、絶対に成果は出ません。

あらゆる宣伝、販促文、通信販売、インターネット広告、

プレゼンテーションに応用できる、

顧客を爆発的に増やすコピーライティングの極意を紹介。

●「ハイパワー・マーケティング」(必読本第300冊目参照)と同じ路線の、

マーケティングを代表する古典的大名著

(方法論的に双方の著者のやり方は重なる部分が多い)。

著者はダイレクトマーケティングの分野で、

コピーライティングをやらせたら右に出る者は

いないと言わしめた伝説的マーケッター。

私自身、著者の名前はかなり昔から知っていたのだが、

ずっと読んでいなくて、

遅まきながら初めて読んでみることにしました。

●広告業界に勤務されている方ならば当然ですが、

一般のサラリーマン、個人事業主の方でも、

感情を刺激する、最後まで読ませる、

購買意欲を喚起するなど、

「売れる」ための文章を書きたいとお考えの方ならば、

是非とも手にとっていただきたい名著です。

現物が目の前にないのに、ノドから手が出るほど

速攻で買いたくなるような広告文とはどのように書けばよいのか?

目からウロコの秀逸なアイディア、テクニックが

そこここに散りばめられております。

インターネットの広告文を書く上でももちろん参考になりますよ。

●原書が相当名文なのか、はたまた、

金森さんの訳出力が素晴らしいのかどうか

わからないが、実に読みやすい文章。

ページ数のわりには読破に時間はかからない。

本好きな方ならば一息に読めるはず。

ただ、最終章のケーススタディが3つだけしか

掲載されていないのが少々残念。

もうちょっと実例を豊富にすればよいと感じた。

●前掲書のように、

将来もし絶版されるようなことになったら、かなり高額なプレミアで

取引きされることが十分に予想される本。

用意周到な方は、今から是非1冊はお手元にどうぞ。

併せて、この手の外国本の紹介をライフワークの一つに

されている金森さんには、

これからも本当に役立つ名著をドンドン日本に紹介してほしいものだ。




【著者略歴】

ジョセフ・シュガーマン
全米屈指の宣伝、広告文の書き手であり、通販事業で伝説を作り上げたパイオニア。1971年、みずからの会社JS&Aで、グラフィック以上にコピーを重視した全面広告を用いた販売手法で大成功をおさめる。79年にはその年を代表する「ダイレクトマーケティングマン」に選ばれ、91年にはダイレクトマーケティングへの長年の功績に対して「マクスウェル・ザクハイム賞」を受賞した。

金森 重樹
1970年生まれ。東大法学部卒。ビジネスプロデューサー。投資顧問業・有限会社金森実業代表。物件情報の提供から、融資付け、賃貸募集の支援まで行う会員組織「通販大家さん」を運営し、会員が億単位の資産形成をするのをサポート(会員数1万7000人)。読者数10万人のメールマガジン「回天の力学」の発行者として、マーケティング業界でも著名。



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2007年04月14日

必読本 第327冊目 顧客は追いかけるな!48時間で顧客が集まるシンクロニシティの法則

必読本 第327冊目

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顧客は追いかけるな!

48時間で顧客が集まるシンクロニシティの法則

ジャン・ストリンガー(著), ステーシー・ホール(著), 牧野 真(監修)

1,680円(税込)

ダイヤモンド社

単行本(ソフトカバー): 237ページ

2006年9月14日 初版



●「引力の法則」をビジネスにできるだけ早く、

戦略的に応用するための手引書。

不特定多数の顧客をやみくもに追い求めるのではなく、

「完璧な顧客」だけを相手にし、

その顧客との長期的信用関係を築くことが

ビジネス成功の秘訣だということを示す独特なマーケティング本。

●「シンクロニシティ」とは、言うまでもなく、

同時現象的に偶然の一致が起こる不思議な現象。

スピリチュアル的なものとして、今まで

あまりビジネスなどには導入されてこられなかったのですが、

その仕組みをいかにして、マーケティングに取り入れればよいかを

わかりやすく解説してくれる良書。

●神田昌典さんなどの著書でおなじみのように、

無礼なお客、不合理な要求をするお客、

価値観が合わないお客といやいやながら取引きをするのは、

もう時代遅れの商売のやり方です。

この本で取り上げられているように、

これからは、自分と価値観と合致し、感じもよく、

金の払いもよく、色々と他のお客様も紹介してくれる

いいこと尽くめのお客さん、

本書で言うところの「完璧なお客」とだけ

付き合うことが肝要です。

そんな夢のような商売のやり方を知りたい方は是非ともご一読を。

●PART1では、「顧客誘引プログラム」を使い、

意図的に「シンクロニシティ」を引き起こす6つの原則を紹介する。

PART2では、実際の「顧客誘引プログラム」を作成する。

PART3では、「21日間の実践プログラム」を通じて、

「引力」をさらに強化し、「完璧な顧客」をもっと引き寄せる方法を解説する。

特に精読したいのは、最後のPART3の21日間プログラム。

人間の行動を変えるには、21日間毎日継続しなくては

ならないとはよく聞かれることだが、

シンプルで実行しやすいプログラムが21日分列挙されている。

すべてのものが秀逸なものばかりなので、是非とも実行したい。

●帯に「ブライアン・トレーシー、ロバート・アレン推薦!」と

デカイ文字であれば、

手にとらないわけにはいかず読んでみた本ですが

(他にジャック・キャンフィールド、マーク・E・バーガーなども

推薦の言葉を寄せている)、

この本で主張されていることは、

現在既に「成功者」と呼ばれているような方ならば、

直観的にわかっていることでしょうね。

その手の方々の多くは、人知れず

ジョセフ・マーフィー的なこころの不思議現象、潜在意識現象などを

上手く自分の仕事に取り入れているものですが、

そういう意味においても、非常に読む価値のある本ですよ。

●巻末には、シンクロニシティマーケティングを

より深く理解するためのホームページの紹介がある。

いい意味でも悪い意味でも、「浅く」書かれている本なので、

より詳しい情報を求める方はホームページへどうぞ。



【著者略歴】

ジャン・ストリンガー
20年以上にわたり、数々の企業を対象に事業戦略、営業部門のコンサルティングやコーチング活動を行い、PerfectCustomers社を設立。同社の戦略的シンクロニシティによるマーケティング・プログラムは、全米の数々の企業で大きな結果を生み出し話題になっている。

ステーシー・ホール
20年以上にわたり、バジェット・レンタカー、フェディラル・エキスプレス、ヒューストン大学などにグローバルマーケティング戦略を指導。ビジネスを超えた顧客と関係を重視するという革新的なマーケティング戦略で有名。

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2007年04月09日

必読本 第322冊目 これ、知ってました?集客に、お金はかからないのです。

必読本 第322冊目

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これ、知ってました?集客に、お金はかからないのです。

藤村 正宏(著)

1,365円(税込み)

イースト・プレス

単行本(ソフトカバー): 255ページ

2003年9月30日 初版

 

●「お客様を魅きつけるアイデア」を集客のプロに聞いた!

ただの「ガラクタ」で売り上げアップ、ギョッとする色でお客が増える

…それは何故?

お金をかけずお客様をトリコにする素敵な魔法をストーリー仕立てで紹介。

●意気揚々と東京の広告代理店に入社した

主人公の新卒社員「風間」を待っていたのは、

北海道の僻地での、カメラ店店長という

思いもつかなかった役職だった。

売上げも上がらず、やる気も起こらず、

悶々としていた日々に偶然入ったジャズ喫茶で

隣り合わせた初老の紳士「トミー」は、

どこでも聞いたことがないようなマーケティングテクニックを

親切に教えてくれ、それを実践した主人公の店には、

劇的な変化が起こっていく・・・。

●斎藤一人さんがお弟子さんに読むように

薦めた傑作マーケティング本

(帯の推薦文も書かれている)。

小説風に進行していく話の中で、

各種のマーケティングテクニックを数多く解説してくれるという、

一風変わったビジネス書です。

目からうろこが落ちるような

商売繁盛の様々なテクニックを、懇切丁寧に指南してくれる

「トミー」という初老の紳士は、

一人さん本人をモデルにしたのでは?と

疑いたくなるほど、一人さんに酷似している。

(ちなみに、ラストシーンで、「トミー」が

何の前触れもなく、突然主人公の前から

消えていなくなるという設定は、オグ・マンディーノの

ある種の小説を彷彿とさせる)。

●藤村さんが提唱されている

「エクスペリエンス・マーケティング」を大づかみで

学ぶには格好の教科書となります。

カラーマーケティング、音楽や空間活用のテクニック、テーミング、

トイレの法則、言葉をうまく活用する方法、ホスピタリティの精神、

顧客心理の分析など、1冊の中に、よくぞこれほどまでも

商売繁盛、集客テクニックの法則を詰め込んだものだと、

舌を巻くような情報量の多い本です。

ちょっと前の本ですが、今読んでも文句なく「使える」本です。

●世に人気の経営コンサルタントは数多くいるが、

小阪裕司、神田昌典さんなどと

比べて、かなり「万人受け」するタイプの人だと思う。

なぜなら、誰もがすぐに実行可能なオーソドックスな方法を

やさしい文章で書いてくれるし、

文章も、「毒」めいた、過激なことをほどんど吐かないからだ。

私はすべての本を読んだわけではないが、

感性的にはかなり「合う」感じを持っている。

誰か一人の経営コンサルタントの手法にするか迷った場合には、

「まずは安心」と言える人の中の一人でしょう。

 

【著者略歴】

藤村 正宏
1958年北海道
釧路市生まれ。釧路湖陵高校から明治大学文学部(演劇学専攻)へ進む。早稲田大学演劇研究会にて演劇をプロデュース、大学卒業後、株式会社京屋にてヴィジュアルプレゼンテーション、ニューヨーク大学にて映画製作の勉学等を経験。帰国後、フリーパレットを設立し、ウインドディスプレー等に従事。1992年ラーソン・ジャパン取締役就任後、各種集客施設(水族館、博物館、テーマパーク、レストラン、ショップ等)の企画設計を手がける。集客施設の企画に演劇の手法を取り入れて成功。実績が証明されるに従い、信奉者が増える。特に、ヒトの潜在意識に影響する要素を注意深く分析して企画に取り入れるほか、体験を売るという「エクスペリエンス・マーケティング」の考え方で集客施設や会社のコンサルティングを行う。現在、フリーパレット集客施設研究所主宰。


藤村 正宏さんホームページ 
http://www.ex-ma.com/

 

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2007年03月18日

必読本 第300冊目 ハイパワー・マーケティング

必読本 第300冊目

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ハイパワー・マーケティング

ジェイ・エイブラハム(著), 金森 重樹(翻訳)

¥ 1,995 (税込)

インデックス・コミュニケーションズ

単行本: 334ページ

2005年2月28日 初版

 

●全米No.1のマーケティング・コンサルタントが、

業界を制圧し他社を圧倒的なパワーで凌駕する

ノウハウを多数紹介。

PHP研究所2001年刊『お金をかけずにお金を稼ぐ方法』と

同じ原書を新たに翻訳。

●この分野において『バイブル』と言われるのは

致し方ない傑作中の傑作。

というか、いまや古典中の古典と言ったらいいのか。

ある意味読んでいなければ、モグリと言われても仕方ない、

マーケティング、セールス分野の基本書、原則書と言ってよいだろう。

2,000円もする本だが、ある意味全然安いと言ってよい

(もちろん、この本を徹底的に使い込んだらと言う意味でだが)。

●以前紹介した本(必読本 第40冊目 参照)と原著は同じなのだが、

ページ数も章の数も本書の方が多い。

原著を確認したわけではないので

断定的なことは言えないが、

本書の方が、より原著に「忠実な」本と

言ってよいだろう。

『お金をかけずに〜』の方は、一時ありえないような

プレミア価格がついていたことがあったが、

最近でもまだ結構な価格で上下している。

コレクションではなく、内容の学習がメインの目的ならば、

本書でも全然問題ないでしょう

(英語が堪能な方は、原著に思いきって当たるのもよかろう)。

●巻末の金森さんの解説は、

この本を徹底的に使い倒し、

現実に億単位の収入を上げた経緯を書いておられる。

彼自身、相当の思い入れのある1冊なのだろう。

又、失敗することの重要性、借金を使ってレバレッジを

起こす重要性、常識を疑う重要性を

ズバリと指摘し、我々成功者予備軍にハッパを

かけてくれている。

(又、神田昌典さんなどフォレスト出版系の

コンサルタント軍団の手法を暗に批判しているくだりも面白かった。

相当ライバル視しているのだろうか?)

ある意味、本文以上にタメになります。


【著者略歴】

ジェイ・エイブラハム 
全米NO.1コンサルタント
IBM、マイクロソフト、シティバンク、チャールズシュワブをはじめとする400社以上のコンサルティングに携わり、その業績拡大に大きく貢献をする。カリスマ・コンサルタントとして、世界中に熱烈なファンを持ち、1回のセミナー参加料金は100万円を超えるほど。カリフォルニア州パロスヴェルデスで妻子とともに暮らしている。


金森重樹
ビジネスプロデューサー。1970年生まれ、東京大学法学部卒業。六本木在住。パソコン一台で億を超える収入をつむぎ出すマーケティングの達人。ジェイ・エイブラハムなど米国流DRMに学び、天才的マーケティング手法で、顧問先の販売する不動産を半年で9億円売るなどの記録をつくる。その発行するメルマガ『回天の力学』は読者数8万人を超え、マーケティング部門で読者数日本一。コンサルティング会社、不動産会社、法務事務所など数社を経営するオーナーでもある。中小企業診断士、一級販売士、行政書士。

金森重樹さん ホームページ http://www.kanamori.biz/

 


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2007年02月06日

必読本 第260冊目 1億稼ぐ「検索キーワード」の見つけ方儲けのネタが今すぐ見つかるネットマーケティング手法

必読本 第260冊目

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1億稼ぐ「検索キーワード」の見つけ方儲けのネタが今すぐ見つかるネットマーケティング手法

滝井 秀典(著)

¥ 1,365 (税込)

PHP研究所

単行本(ソフトカバー): 240ページ

2006年4月5日 初版

 

●インターネット黎明期から「ネットで売れる言葉」を研究し続け、

自らも年商1億円を達成した著者が、話題の「ロングテール」をお金に変える、

「キーワードマーケティング」を初公開する。

●発売から1年近くなろうとしているにもかかわらず、

この手の、ネットビジネスのテクニックを解説する本としては、

異例のロングセールスを記録する傑作本。

アマゾンでの古本価格も高値維持する人気の高さです。

情報が満載の本だけに、ページ数のわりには

読破まで結構な時間がかかりました。

●ネットを使用している人で、

Yahoo!JAPANやグーグルなど、

検索サイトを使わない人はまずいないだろう。

それぐらいに我々現代人の生活と切っても切れない

深い関係となった「検索」という作業。

毎日世界中で、無数の人々が無数の言葉を

検索窓に打ち込みつつも、その中に法則性や儲けの種を

見出そうという、先見の明のある起業家はほとんどいなかった。

その難事業に大胆果敢に挑戦し、誰も気づかなかった

普遍の法則を見出し、「キーワードマーケティング」という

オリジナルな手法にまで昇華せしめた著者。

その研究成果の結晶とも言える大労作です。

●ネットショップ、ヤフオク、キーワード広告など、

ネットを使って何らかの「ご商売」をされている方ならば、

一度は目を通しておいた方がよい本でしょうね。

検索エンジンの基本のおさらい、SEO(検索上位対策)、

グーグルアドセンスやヤフーのキーワード関連広告のテク、

顧客リストの重要性の啓蒙、HP製作のポイント、

どんなことにお金のかけるべきか、など、

目からウロコの鋭い知見が次から次へと出てきます。

●又、この本で特に驚かされることは、

アフィリエイトの儲けの薄さと、メルマガ発行の効果のなさを

著者がズバリと暴露した点です。

前者に関して言うと、

昨今、アフィリエイトで何十万ものお金を儲けました!的な

センセーショナルな論調の書籍が数多く出版されているが、

「アフィリエイトは結局“胴元”だけが儲かるシステムだ」と

鋭く喝破している。

後者のメルマガ発行に関しても、ひと昔前だったらいざ知らず、

昨今の、セッカチなお客ばかりの現代においては、

そんなカッタルイ手法では、儲かるお客もみすみす取り逃がしてしまうと

手厳しく批判している。

やはり、ネット社会におけるツール類の流行り廃りも、

超高速化の様相を呈しているようである。

●この前、NHKスペシャルで、グーグルの世界戦略の特集を

放送していたのを見られた方は多かったことだろう(詳細はこちら)。

あれほどまでに人間の生活を支配するまでになった

検索エンジンの脅威。

良くも悪くも、我々はそれなしではこれからの時代は

生きていけなくなる。

検索サイトの功罪を概観する上でも、

大いなる学びの書に本書はなりうるでしょう。

●実に読みやすい文章、浮ついたところが無く、

地に足が着いたような真摯な姿勢、そして、

あとがきで垣間見れるように、既成概念、社会権力におもねることなく、

自分の生き方は自分で決めよう!という力強い気概など、

一発でファンになってしまうこと確実の、男気溢れるお方のようです。

多くの出版社から数多くの執筆依頼が舞い込んでいることでしょうが、

処女作である本書が、かなりの完成度の高さを誇りますので、

次作が出るのはかなり先になるのではないでしょうか。

ファンとしては、今しばらく待つしかなさそうです。

 

【著者紹介】

滝井 秀典
株式会社キーワードマーケティング研究所代表取締役。日本大学芸術学部卒業。数千万語の検索キーワードの中から、ビジネスに直結する言葉を探し出す「言葉の研究家」。広告代理店事業、データベースマーケティング会社を経て独立。起業後わずか3ヶ月でペット関連事業のネット通販サイトを業界売上日本一にする。現在は、自ら「売れるキーワード」を発掘し、年商1億円以上の事業を、無借金かつひとりで経営する。同時に、500人以上のサイトオーナーが集まるキーワードマーケティング研究会を主宰。自身のノウハウを広め、キーワード戦略を軸に年商1億円レベルの起業家もすでに数名輩出している。「数字はモノという言葉」という考えを信条とし、ロジカルな数値分析を重視する一方、数字の裏にある顧客心理を読むことを最大の得意分野としている。

滝井 秀典さん ホームページ http://www.niche-marketing.jp/

ラベル:検索 滝井秀典
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2007年01月06日

必読本 第229冊目 「劇的(ドラマティック)」に「色」で売れ!―エクスペリエンス・マーケティングでお客の視線を釘付けにする。

必読本 第229冊目

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「劇的(ドラマティック)」に「色」で売れ!―エクスペリエンス・マーケティングでお客の視線を釘付けにする。

藤村 正宏(著)

1,365円(税込)

オーエス出版

単行本:207ページ

2002年5月15日 初版




●せっかくすてきなお店を造ったり、

画期的な商品を開発したとしても「色使い」がダメだったら、

それだけでアウトです。

カラーコーディネーターやインテリアコーディネーターでは

気づかない色のマーケティング術を伝授。

実例多数!すぐに実行可能!

●なかなか他人の本を推薦しない、

銀座まるかん創業者の斎藤一人さんが絶賛した本!

古本屋ではよく見かけるのですが、

神田昌典、小阪裕司、石原明、竹田陽一さんなどと比べ、

なぜか今まで素通りしてきてきたコンサルタントさん。

本日初めて著作に触れてみました。

●5年前初版の本なので、日進月歩のスピーディなこの世界においては、

今や古い本かと思う。

しかし、「色の使い方」一点に絞って、売上げアップを図る

ビジネス関係の良書がなかなかなかったので、

初めて読んでみたのですが、今までモヤモヤしていた疑問が

スッキリし、とても読み応えがありました。

特に、色の違いによって、人間の神経や感情に

変化を与えることができるという

指摘には非常に驚かされました。

●各章のタイトルも章末ポイントも

要領よくまとめられており、非常に読みやすい。

文章も、冗談が多く、かつ、シンプルな文体で実に好感が持てる。

経営コンサルタントの本は、人によってとてもクセがあり、

全く馴染めないことが時にあるが、この方の感性は、

私はすごく合うなと思いました。

最終章の成功法則だけに絞った箇所も、全く諸手を上げて

賛同したい優れた意見を述べております。

●これから、新規に商売を始めようとお考えの

オーナーさん、特に飲食業のオーナーさんは、

是非とも一度目を通しておかれた方が

いい本ですね。

看板、照明、内装、食器、チラシ、店員の服装など、

色使いの工夫ひとつによって、これほどまでに

客の入りや売上げが違うのかというような実例がこれでもかというぐらいに

掲載されており、とても参考になります。

竹田陽一先生の近著にも、同じテーマの本が

出ていたと思いますので(私は未読)、

勉強熱心な方は併読されたらよろしいでしょう。

●また、この本を読み終えると、

美輪さんがなぜ黄色の髪にしていたり、

財布は黄色がいいとか言ったり、

部屋の内装をピンクにしたり、

下着は赤にしろとか言ったりするのかが、

理論的にハッキリします。

その裏づけがあって、あのように提唱としているとしたら、

美輪さんやはり恐るべしと言わざるをえません。





【著者紹介】

藤村 正宏
1958年北海道釧路市生まれ。釧路湖陵高校から明治大学文学部(演劇学専攻)へ進む。早稲田大学演劇研究会にて演劇をプロデュース、大学卒業後、株式会社京屋にてヴィジュアルプレゼンテーション、ニューヨーク大学にて映画製作の勉学等を経験。帰国後、フリーパレットを設立し、ウインドディスプレー等に従事。1992年ラーソン・ジャパン取締役就任後、各種集客施設(水族館、博物館、テーマパーク、レストラン、ショップ等)の企画設計を手がける。集客施設の企画に演劇の手法を取り入れて成功。実績が証明されるに従い、信奉者が増える。特に、ヒトの潜在意識に影響する要素を注意深く分析して企画に取り入れるほか、体験を売るという「エクスペリエンス・マーケティング」の考え方で集客施設や会社のコンサルティングを行う。現在、フリーパレット集客施設研究所主宰。


藤村 正宏さんホームページ http://www.ex-ma.com/

ラベル:藤村正宏
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2007年01月04日

必読本 第227冊目 人は見た目が9割

必読本 第227冊目

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人は見た目が9割

竹内 一郎(著)

714円(税込み)

新潮社

新書:191ページ

2005年10月20日 初版




●喋りはうまいのに信用できない人と、

無口でも説得力にあふれた人の差はどこにあるのか。

女性の嘘を見破りにくい理由とは何か。

すべてを左右しているのは「見た目」だった!

顔つき、仕草、目つき、匂い、色、温度、距離等々、

私たちを取り巻く言葉以外の膨大な情報が持つ意味を考える。

●心理学、社会学からマンガ、演劇まであらゆるジャンルの知識を駆使した

「日本人のための非言語コミュニケーション」入門本。

昨年、『国家の品格』(藤原正彦著)とともに、

新書ブームの先駆けとなったベストセラー本です。

新潮社をこの分野でダントツに勢いづかせるとともに、

驚異的な売れ行きをを示しました。

昨年を代表する1冊です。

●生来のあまのじゃくな性格ゆえ、

流行のものに乗っかるのが嫌で、ベストセラーになっているのを

尻目に、ずっと無視してきた本でした。

やっとブームが一段落ついた感じがしたので、

本日やっと入手し読んでみました。

●過激なタイトルと大ベストセラーになったやっかみもあり、

アマゾンの書評では酷評が多い。

まァ、イチャモンをつける輩はどこの世界でもいるから、

別にそんなものは無視していいんだけど、

そんなに悪くない本だと思う。

色々な発見が多いということと、読みやすい文体なので、

私はそれなりに評価する。

●著者が言われるように、

コミュニケーションにおいては、発言内容そのものより、

それ以外のノンバーバルコミュニケーションが大事だというのは

今や周知の事実で、それを素人にもわかりやすく説明してくれる

入門書がなかった。

その役割を担うという意味ではかなり使える本です。

●博士号まで取った学者上がりで、

演劇や漫画の原作まで現在こなすだけあり、

テレビで話題の人物や世間で流行っているものに対する、

目の付け所、批評センスはなかなかのものがある。

ホリエモンのノーネクタイの意味したもの、

朝生のコメンテーターの各自の役割など、

さすがという鋭い批評をされております

(著者は、今年色んなテレビ番組のコメンテーターに

要請されるような気がした)。

●日本のマンガが世界でダントツの人気を誇り、

なおかつそのレベルが世界ナンバーワンであることを

わかりやすく示しているという意味において、

マンガ論としても読んでも面白い。

特に手塚漫画に関する批評は秀逸だった。

●色使いやしぐさ、距離感など、

あまり一般には知られていない

心理学の法則を引き合いに出して、我々の人間関係力向上や

マーケティング、セールスなど、ビジネススキルアップにも

使える知識が豊富に掲載されている。

熟読すれば、色々と生活に応用できる。

●今まで個人的に、文庫本、新書は

ハードカバーの格下的扱いで、あまり重視してこなかったのですが

(昔の岩波新書のイメージもあり、あまりよい印象がない)、

この本を読み終わって、

これからは、こまめにチェックしなくてはダメだと痛感しました。

安くてもいい本が最近はあるようですね。



【著者紹介】


竹内 一郎
1956(昭和31)年福岡県・久留米市生まれ。横浜国大卒。博士(比較社会文化、九大)。九州大谷短大助教授などを経て著述業。『戯曲 星に願いを』で、文化庁舞台芸術創作奨励賞佳作、『哲也雀聖と呼ばれた男』で講談社漫画賞を受賞(筆名/さいふうめい)。


ラベル:竹内一郎
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2006年12月29日

必読本 第221冊目 「できる人」の話し方&コミュニケーション術 なぜか、「他人に評価される人」の技術と習慣

必読本 第221冊目

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「できる人」の話し方&コミュニケーション術 なぜか、「他人に評価される人」の技術と習慣

箱田 忠昭 (著)

1,365円(税込み)

フォレスト出版

単行本: 201ページ

2005年3月15日 初版




●仕事、給料、社内外での人間関係、出世、人付き合い、面接、転職・就職…

など、人生で重要なことは「他人」が決めている!

「他人に評価される人」「他人に好かれる人」は、どのように話しているのか?

仕事、人生の成功に不可欠な「技術」と「習慣」を公開します。

●学歴がなくても、外見が悪くとも、

あなたは悲観することはない!他人から評価されるための

トーク術をマスターすれば、会社でも出世できるし、

女の子を口説くのもお茶の子さいさいだ。

単なる口先だけではない、万能不変のコミュニケーション法を解説する。

●物心両面で豊かになりたい方には、

箱田さんの本を特に推奨いたします。

薄幸な青春時代を送りつつも、決して自分に負けず、

あらゆる夢を達成した方だけに、その主張、生き様は、

我々成功者予備軍には、大いなる励みとなるはずです。

特に、デール・カーネギーの公認インストラクターを

されていただけに、人間関係術に関する理論には、

他を圧倒するような秀逸さがあります。

●また、毎回思うのだが、ビジネス系の作家さんの中で、

箱田さんほどわかりやすい文章を書く人はおそらくいないだろう。

それほど、実に読みやすく、短時間で読破できる。

やたら小難しい文体で書かないと、威厳が保てない、

内容的に重みがなくなると誤解しているビジネス系作家さんは

是非とも見習ってほしいものだ。

必読本 第116冊目140冊目には、

「できる人」になるためのシリーズ本の解説をさせていただいております。

併せてどうぞ。



【著者紹介】

箱田 忠昭
インサイトラーニング代表。年間300回以上のセミナーをこなすカリスマインストラクター。超一流企業をはじめ多くのクライアントからひっぱりだこ。慶応大学商学部、ミネソタ大学大学院修了。エスティーローダーのマーケティング部長、パルファン・イブ・サンローラン日本支社長を歴任。その間、デール・カーネギー・コースの公認インストラクターを務める。83年にインサイトラーニング(株)を設立、代表取締役。プレゼンテーション、交渉力、セールス、時間管理などのコミュニケーションスキルの専門家としてビジネスマンの教育研修に専念、全国各地で講演、研修をこなす。

インサイトラーニング ホームページ http://www.insightlearning.co.jp/


ラベル:箱田忠昭
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2006年11月18日

必読本 第181冊目 招客招福の法則―儲けの王道がみえる88の話

必読本 第181冊目

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招客招福の法則―儲けの王道がみえる88の話

小阪 裕司(著)

1,365円(税込み)

日本経済新聞社

単行本: 206ページ

2006年3月6日 初版

 

 

●お店の思い、商品やサービスのこだわりを客にきちんと啓蒙すれば、必ず売り上げに現れる。

酒屋、洋菓子屋、コンビニ、居酒屋、歯医者、塾、ゴルフ場まで、

目からウロコ、ユニークアイデアいっぱいの商売繁盛読本。

「付録」として「招客招福」シールつきでお得です。

●ビールやおつまみが出てくる個人タクシー、

激安店がひしめく中、正価でビールがガンガン売れる酒店、

5,000円の九谷焼のカップが売れまくるコンビニ、 

七夕祭りやカブトムシパーティーを開く歯医者さん、

キズモノの貯金箱や湯のみが売れてしまう雑貨屋さんなど、

不景気どこ吹く風の繁盛店の実例が88個も出てきます。

読み終えたら、あなたもすぐに自分のお店に取り入れたくなるような

ヒントが満載です。

●正直に告白しますと、妙にひねりを聞かせたような

文章のタッチと、映画や小説を模したような話のもっていき方に、

個人的に全く馴染めず、著者の本は最近ずっと敬遠してきたのですが、

(特に、『作法』シリーズ(大和書房)の出来のひどさが決定打となりました。)

久しぶりに本領を発揮するようないい本ができました。

見開き2ページで1コラムの読みやすさで、多忙な方もあっという間に読破できますよ。

●著者も言われるとおり、

商売繁盛には、即効で効く「魔法の一振り」などない。

一見売上げ増につながらないような地味なこと、

例えば、常にお客様との地道な人間関係の構築をすることと、

自社商品に注ぐ熱い思いをきちんと伝えること、

そして売上げに陰りが見え始めたら、常識にとらわれない大胆な発想をしてみることの

3点が大切なのだということを痛感させてくれます。

必読本70冊目にも、著者の初期の名著の書評を

させていただいておりますので、よろしかったらご覧下さい。

併せて著者には、自己陶酔気味の路線を一蹴して、

本書のような、皆が読みたがるような商売繁盛実例集みたいな

方向性で、書き続けていかれることを切望します。

(神田昌典、岡本吏郎などのフォトリーダーグループの近著には、

同様なことが当てはまりますね。)

 

 

【著者紹介】

小阪 裕司
山口大学(専攻は美学)卒業後、大手小売業、イベントプランナーを経て、「オラクルひと・しくみ研究所」を設立。人の感性と行動を軸にビジネスを組み立てる方法を体系化し、2000年からは「ワクワク系マーケティング実践会」を主宰。一部上場企業から個人事業主まで、現在、約1600社が参加している。日本感性工学会理事。

小阪裕司さんホームページ http://www.kosakayuji.com/

ラベル:小阪裕司
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